トヨタ自動車と共同開発・生産した日本のスポーツカーを代表する1台。エンジンは高級セダン、クラウンに搭載されていたOHC・直列6気筒エンジンをDOHC化、最高出力150馬力を誇った。足まわりにもレーシングカーの多くも採用するダブルウィッシュボーン式サスペンション、4輪ディスクブレーキ、マグネシウム製ホイールなどを採用、車体の一部にはFRP 成形技術を用いるなど、当時の最先端技術を総動員。1966 年にはスピードトライアルの国際記録に挑戦、3 種目で世界記録、13 種目で国際新記録を樹立、卓越した走行性能と流麗なフォルムで後世にその名を残した。月産8 台のペースで職人たちがハンドメイド、337 台(うち115 台を輸出)が世に送り出された。